Diario di sommelier ソムリエの日記



OPIUMで起こった出来事を日記にしてみました

ちょっと、OPIUMの違う一面や、ワイン、料理etc をご案内したいと思っています。

お楽しみに!


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2008年10月14日(火)
ピエモンテの作り手 〜 ピオ・チェーザレ編 〜

 さて、昨日に引き続き作り手さん来店のお話し。

 今日は、Pio Cesare (ピオ・チェーザレ)のAugusto Boffa(アウグスト・ボッファ)さん

 

 どうも、この日は忙しかったらしく、少しの時間での対面となりました。

 彼は、私がイタリア修行中にOPIUMでお食事をなさっているので、
 
 オーナーとは再会という事になります。

 あまり時間がなかったのもありますが、本当に試飲をして、ヴィンテージの詳細を伺って、

 終了!という感じでした。ちなみにパンフレットは立派の物です

  

 (この畑の風景をみると、ドキッとしません?私だけでしょうか??)

 OPIUMでは、彼のBaroloを取り扱っているので、素晴らしいワインというのは十分理解しております。

 しかし、通訳の方は私の感想をあまり通訳してくれず、

 忘れかけた、イタリア語で少し伝える形になってしまい、残念でした。。

 しかし、私はワイン本来のポテンシャルと見る事が仕事ですので、

 その部分から考えると、本当に素晴らしいワインだと思います。

 当日は、ガヴィ、バルベーラ、バルバレスコの3アイテムを試飲。

 ガヴィ2007年の仕上がりは素晴らしかったです。

 グラスの中からは、十分過ぎる香りがクリアに感じられます。

 コルテーゼ独特のレモンやライムのニュアンスから、少し熟した白いフルーツの香りにハーブの香り、

 ボリュームを感じるガヴィでした。

 後、お話しでは、今年リリースの2004年バローロは本当にネッビオーロにとって理想的な気候だったので

 素晴らしいという事です。

 オープンの時間が差し迫っていたので、お話しも早々に切り上げお帰りになられました。

 ふぅ〜。さて、私の最大のお仕事。

 ワインの仕入れを考えなければ。。。頭の中を整理してゆっくり考えるとします。

2008年10月13日(月)
ピエモンテの作り手さん 〜 フォンタナフレッダ編 〜

 今日は本当にいい天気です。祝日という事もあり、ゆったりとしたランチタイムが終わり、

 ようやく、日記に取り掛かっております。そうです、先日来店して下さった作り手さんのお話です。

 OPIUMにせっかく来店して下さったのだから、もちろん日記にしておかないと・・。

 まずは、FONTANAFREDDA フォンタナフレッダ編

 来店して下さったのはRoberto Bruno(ロベルト・ブルーノ)さん

 

 実は、フォンタナフレッダのワインは1本も取り扱っていないのです・・・。

 これからは、解りませんよ。この試飲で思わず惚れ込んでしまうかもしれないし。

 早速、地域の話や、ワインの話を持って来られたパンフレットをみながら説明して下さいました。

   

 綺麗なパンフレッドでしょ。さすが、大手のワイナリー!

 当日試飲させて頂いたのは、5本。

  ドルチェット・ダルバ  バルベーラ・ダルバ  ネッビオーロ・ダルバ 

  バルバレスコ  バローロ“ラ・ローザ”2001

 彼の話はとても面白く、私達がAlbaの町を散歩しているかの様に説明をして下さりました。

 Alba(ここは黒トリュフで有名な所で、Trinoから見ると南東の位置)の北側にタナロ川が流れていて、

 川の北側はかつて海だったそうです。その海が残していったのは地質に多く含まれる砂だそうです。

 この砂地で作るワインはとても花の芳香性が高いワインが産するそうです。

 そういえば、サンジョベーゼも砂地で作ると花の香がたくさん含まれるという話を、

 イタリアで習ったなぁ〜。なんて思いながら話しを聞いていました。

 ドルチェットはドルチェットらしく、バルベーラはバルベーラらしく、

 本当に素直に美味しいなぁ〜と思えるワイン達です。

 特に、ネッビオーロ・ダルバなんて、酸とタンニンが心地よく、今飲んで十分美味しいワインです。

 彼は“次回OPIUMで私のワインを見ることを願っている”と締めくくりました。

 そうなのよね。。ワインってたくさんあって、ピエモンテのワインもたくさんOPIUMにはあるのよね。。

 何を基準として選ぶか!OPIUMの限られたワインセラーの中に、

 何でも、かんでもストックする訳にはいきません!

 明日は、Pio Cesareが来店予定。それから、又ゆっくり考えよ。

 という事で、明日に続く。。。。

2008年10月9日(木)
永遠のテーマ【Nebbiolo(ネッビオーロ)】

 私にとってワインという飲み物は、永遠に 「理解」 という所に辿り着く事ができないかも。。。

 そう思わせる物。特にこのNebbiolo(ネッビオーロ)という葡萄は、大好きだけど、厄介。

 だから、ず〜〜っと追い求めていくんだと思うんですけど。

 さて、こんな冒頭から始まった話題とは、

 昨日、今日とピエモンテからの来客があり、(丁度私のネッビオーロブームにぴったりのお客様)

 彼らのワインを試飲させて頂きました。

 まず、お一人目の来客は 「FONTANAFREDDA(フォンタナフレッダ社)のブルーノさん」

 

 そして、今日のお客様は 「PIO CESARE(ピオ・チェーザレ社)のアウグスト・ボッファさん」

 

 彼らについては、もちろん後日日記にさせて頂きます。

 今日、本当に書きたい話題というのは、

 バローロの飲み比べをして頂こうと思い、今日バローロを3種類抜栓致しました。

 

  1 ANSELMA BAROLO 2003  グラス売り¥1500

  2 ANSELMA BAROLO RISERVA VIGNA RIONDA 2001  グラス売り¥2500

  3 BUSSIA SOPRANA BAROLO BUSSIA 1998  グラス売り¥1500

 (ご存知の方は、ちょっと・・・。安過ぎと思われるでしょうが・・・)

 ひとまず、講釈は抜きにして、百聞は一見にしかず。

 味わってみてください。

 特に、1,2は同じ作り手のノーマルと、リゼルバです。

 底にある部分は同じニュアンスを感じますが、ポテンシャルの違いが感じ取れるはずです。

 3に関しては、前者とは違い10年の年を経て味わえる落ち着きと、芳醇な香り、

 あ〜〜〜。時間って大切。と思ってしまうワインです。

 3杯セットにして飲んで欲しいので、ちょっとおまけして3杯で¥5000です。

 各1本ずつしかないので、売り切りごめん!というワインですが、

 グラスでバローロ飲み比べなんて、なかなか出来ません。

 是非、明日(10日)は予約でほぼいっぱいですが、後2テーブル程空席があります。

 秋の夜長に、偉大なるイタリアのワインをお楽しみください。

 

2008年9月23日(火)
バスク産豚バラ肉の煮込み

 秋も深まり、ちょっと煮込みの料理なんか食べたくなりません?

 今、OPIUMのメニューに登場している煮込み料理

 「 バスク産マニッシュ豚バラ肉の煮込み グレモラータソース 」

 

 グレモラータソースは、写真の緑色のソース。

 レモンや、パセリなどを使って作るので、口の中がさっぱりします。

 まだまだ、残暑が厳しいこの季節。

 少しさっぱりとした煮込み料理をBuonapettito!!

 ワインは、そうだなぁ〜〜。酸が綺麗なアリアニコとかはいかがでしょうか?

 

2008年9月20日(土)
丹波ワイナリー収穫編 パート2

 おっと、もう9月も中旬に差し掛かりました。

 お待たせしました。パート2です。

 
 末田さんの案内で畑とゆっくりと見せて頂きました。

 そこは、イタリア全州を網羅できる程の豊富さ。(イタリアに居ても難しい・・。)

 まずは、ピエモンテ代表 ネッビオーロ!

  

 実と皮と種をガシガシしながら食べると。ワインと一緒。酸があって、渋〜いです。


 続きまして、ソーヴィニヨン・ブラン。世界的に有名な葡萄品種ですね。

 イタリアでは北イタリアで栽培される事が多いですが、

 今は、中部や南イタリアでもチラホラ見かけます。そういえばラッツォ州も最近多くなりました。

 

 食べると、ワインを飲んでいる時と同じ香がします。

 私、この品種大好きです。

 
 次の写真は サンジョベーゼ。

 トスカーナを代表する葡萄品種。

 

 食べると、案外甘かったんですよね。もう少し酸があると思っていたのですが。


 この写真はカンパーニャを代表する品種。アリアニコです。

 

 まだ、色づきが十分ではないです。緑色の実を食べると、

 酸味がすご〜〜〜〜いです。赤い実は程よく甘さもあり、渋みもたっぷりです。


 さて、続きましてこの実は、プリミティーボ!

 プーリアを代表する品種でございます。

 

 房から外すと、果汁がすごいのなんのって、ジューシーなお味でした。


 後、バルベーラでしょ、ミュスカデでしょ、ランブルスコでしょ、でしょ、でしょ、

 本当に多くの葡萄品種を紹介して頂きました。

 有難うございます。

 

 末田さんの背中越しに見える畑の風景。

 末田さんの思いがいっぱい、いっぱい詰まった畑です。ありがとうございました。


 この後、私達は圧搾の風景を見させていただきました。

  

 この大きな機会の中に、2tの葡萄が入るそうです。

 そして、絞りたての果汁

 

 とっても甘くて、濃厚葡萄ジュースでした。

 そして、総勢20名でバーベキュー大会の始まりです。

 20名もワイン好きが集まれば、収拾がつくわけない。永遠帰りのバスの中まで大賑わい。

 皆さん、本当にお疲れ様でした。


 この企画は【イタリアソムリエ協会関西支部】活動の一環として行っております。

 普段、私達が触れているワインという飲み物。

 それは、実は大変な農作業の中、自然と向き合いながら出来上がっていくものです。

 「ソムリエ」という肩書きだけではなく、畑の中で葡萄がどう育って、どういうサイクルで成長するのか。

 それを知るをいうのが、最大の目的です。

 今回、丹波ワイナリー様の大きなご協力の中、企画を成功する事ができました。

 この場をお借りしてお礼申し上げます。

 本当に、ありがとうございました。

 来年も、この企画は少しづつ進化をしながら続けていきたいと思っております。

 ご興味のある方はご連絡下さいませ。

  イタリアソムリエ協会日本支部関西 代表 石垣亜也子
 

2008年9月2日(火)
丹波ワイナリー収穫編 パート1

 行って参りました。丹波ワイナリー!

 心配していた天気も、見事に晴れ!晴天でございます。

 それも、このテルテル坊主君のお陰。

 私にワインを色々と教えて下さるMさんのお手製。

 

 ワイナリーへ向かう朝。私に『ハイ!』と手渡すのが恒例になっております。(感謝です)

 
 ワイナリーへの道中。あら、結構静かじゃない。。

 皆さん、飲食店にお勤めの方がほとんど。ゆっくり体を休めておいて下さいね。

 と、思いながらも・・・。嵐の前の静けさ??とも思える程の雰囲気。

 まっいっか!気にしない、気にしない。。。


 11時30分。ワイナリーへ到着!いつも明るい山崎さんが出迎えてくださり、

 畑の管理や、醸造を担当でいらっしゃる末田さんにご挨拶をし、

 『今回の収穫で初めての晴天です。石垣さんが来てくれたから。』

 とおしゃって下さいました。

 (心の声・・私のお陰じゃないけど・・・。そう言われると雨女を返上出来た様で嬉しい!!ちょっと単純かなぁ・・。)

 『いやいや、実はテルテル坊主のお陰で・・・。』と話しをしながら、早速、ハサミを貸してくださり、いざ!収穫へ。


 今回は、シャルドネの収穫でした。その畑は、ず〜〜っと向こうの畑。

 道中の畑には、ネッビオーロやカベルネや、誘惑されてしまう葡萄の木が続きます。

 気が付けば、私達イタリアソムリエ協会のグループは遅れに、遅れております。

 『早く〜〜。こらぁ、食べてもいいって言われてないよぉ〜〜〜〜』

 じ〜っと食べたそうに見つめる人を、誘惑から救い出しながら、収穫場所へ到着!

 『ここから、ここまでの木のシャルドネを収穫して下さ〜い』という掛け声と共に、

 収穫スタート。もちろん、食べてもいいよと言われ、テンションが最高潮に上がります。

 

 これが、シャルドネ。糖度は22度ぐらいだそうです。結構甘いんです。

 

 皆、首からタオルをぶら下げて、収穫に没頭・・・。しかし、暑い・・・。

 テルテル坊主恐るべし。

 

 ちょっと、写真の色が悪いけど・・。これもシャルドネ。

 そうです。皆さんのご想像通り。。。毎度の事です。

 デジカメは。充電をしっかり済ませ家に忘れてきました・・。

 こうやって、籠に入れて収穫していきます。

 あまりたくさん入れすぎると、下が潰れてくるので、程ほどで新しい籠を使います。

 そう。2年前・・。山梨に収穫へ行った時。

 一日中、シャルドネの収穫をしてたっけ。それも、炎天下の中。

 と少し思い出に浸りながら、この日は小一時間ぐらいの収穫で終了。

 もうちょっと、収穫したいなぁ・・・。

 でも、収穫する葡萄は全てタイミングを見て、最良のタイミングで収穫するもの。

 という事で、収穫を終え、畑をゆっくり見て回れる事になりました。

 次回は、葡萄三昧のパート2へ続く。。。。

2008年8月30日(土)
自然の産物“ワイン”

 ワインって “ 葡萄 ” からできているんです。

 ものすごく唐突な話しですが、紛れもない事実です。

 葡萄から出来るという事は、葡萄が収穫できないとワインを作る事が出来ないという事です。

 イタリアへ行って、畑を見るという事を経験すると、

 『イタリアでもそろそろ収穫だなぁ。天候はどうなんだろう』

 などと自然に考えてしまいます。

 キャンティ・クラシコの公式HPでは、毎日、毎時間の天気を知る事が出来ます。

 それも、各エリア2つずつぐらいのワイナリー(全部で11個)の細かな詳細まで確認できるので、意味も無く時々見ては、

 『そうかぁ。雨降ってないんだぁ〜』 とか、『結構、寒いんだなぁ』 なんて想像しています。

 ちなみに、28日のFontadiでは雨はまったく降っていません。

 ご興味のある方はご覧になってください → CHIANTI CLASSICO (Meteoをクリックして下さい)


 そんな自然が大きく影響する葡萄作り。

 この8月中旬、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで有名なモンタルチーノのサンタンジェロ・イン・コッレという村で

 雹の影響があったそうです。

 OPIUMでも取り扱いのあるIL POGGIONE(イル・ポッジョーネ)の辺りだというのだから、

 心配になる・・・。

 考えてみれば、葡萄が打撃を受ければ、その年ワインの収量が減る。

 という事は、ワインを糧に生計を立てている人は、すごい損害になるって事です。

 本当に心配です。そんなに被害が大きくありませんように・・・。

2008年8月29日(金)
最近の雨。。。

 最近、本当に突然雨が降り出しますね。

 昨日も、関東の方では大変な事になっていたのをニュースで見ました。

 本当に、大変な事ですね。


 ご存知の方も多いと思いますが、私は『雨女』です。

 それも、確率が凄過ぎる程の『雨女』です・・・・。

 昨日も、ちょっと道具屋筋までお遣いがあり、昼から雨もやんだ事だし、

 自転車で難波まで行こうと思い、店から出たとたん、ポツリ。。又ポツリ。。。。

 私    『うそぉ〜〜〜。自転車で行くのやめようなぁ・・。』

 私    『電車で行こうかなぁ・・。もう、行くのやめようかなぁ・・・。(ウダウダ。。)』

 オーナー 『やめるの?どうするの?』

 私    『雨が。。(ウダウダ。。)』

 オーナー 『もう、やめとき。』

 私    『でも、今日、行かなあかんし・・。』

 天邪鬼な私は、やめろと言われれば、行く気になる。

 何ともまぁオーナーも話しに付き合うだけでも大変です

 という事で、電車で行く事にしたが、駅までの間で大いに雨に降られ、

 難波に着いた時は、すでにお日様の顔が・・・。

 一時が万事、そんな調子でございます。

 さて、今週日曜日の『丹波ワイナリー収穫祭』晴れてくれるのでしょうか・・・・。

  この畑の様子は、どういう風に変わっているのでしょうか?

2008年8月28日(木)
イタリアワイン&穴子とゴボウのリゾット

 昨日からメニューの登場している『 穴子とゴボウのリゾット 』

 

 リゾットには、細かく切ったゴボウと、歯ごたえが残る様に切ったゴボウで作っていきます。

 そして、穴子はソテーし、皮目をパリッと焼きあげます

 仕上げは赤ワインのソースをかけ完成です。

 リゾットを食べたとたん、ふぁ〜っとゴボウのいい香りが広がります。

 旬の終わりにある穴子と、これから旬を迎えるゴボウ。

 今の時期だから美味しい一皿ですね。

 こういう、土っぽいというか、何というか、秋を感じさせるお料理が出てくると、

 やっぱり、赤ワインが飲みたくなる。

 私が、このお料理にお勧めしたいワインは、

 トスカーナの『モレッリーノ・ディ・スカンサーノ』

 トスカーナ州の南に位置するグロッセート県で産する赤ワインです。

 このカテゴリーはサンジョベーゼを85%以上の使用が義務付けられ、

 補助品種としてアリカンテという葡萄を使用します。

 内陸のサンジョベーゼと違い、ちょっと田舎っぽい親しみやすいワインで、

 少し土っぽい香りも感じる事ができます。

 そうです、私が大好きだった『ポッジョ・アルジェンティエラ』です。

 

 そうです。この阪神タイガースの様な配色のワイン。

 今は日本に入ってきませんが、洗練されたワインというより、

 親しみやすい。そんな印象を受けるワインを合わせてみると良いのではないでしょうか?

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